あがり症の種類: 2008年1月アーカイブ



努力・根性・あがり症


「絶対に失敗しない」と暗示をかけるのは、あがり症にとって有効な対策法。
でも、これだけじゃダメなんです。
暗示とは、本来の自分を後押ししてくれるもの。
偏差値40で「絶対に失敗しない」と暗示をかけて東大を受けたって、どうにもなりません。
「絶対に失敗しない」と言い切れる下地が必要になります。

あがり症の原因の一つに練習不足と経験不足があります。
どうしても「失敗したくない」「うまくやりたい」と考えてしまうあがり症にとって、この二つは天敵。
練習や経験が不足すれば、それだけ失敗する確率は上がってしまうのですから。
それプラスそこから生じる不安も、失敗の確率をより上げることになります。

なにが言いたいのかというと、「失敗したくないなら努力しろ!」です。

半分しか覚えていないスピーチがうまくいくわけありませんよね?

冷静に、これまで「あがって」失敗してしまったときのことを思い出してください。

「半分しか覚えてないよ、どうしよう……」

これではあがり症でなくたって失敗します。

これまでのあなたの失敗は、あがり症以外のところに原因があるのかもしれません。
スピーチを全部覚える努力、何度も繰り返す根性があってはじめて、あがり症を克服する意味があるのです。

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