あがり症の治療: 2008年2月アーカイブ



あがり症の治療

自己暗示やおまじないから一歩進んた、あがり症の治療についてお話します。

あがり症は病気ではありませんが、治療を請け負っている病院が増えてきています。
精神科や心療内科の門を叩けば、大抵、診断はしてもらえます。
医師があなたのあがり症に治療が必要だと判断すれば、続けて通院することになるでしょう。
あがり症の治療の、具体的な方法を簡単に説明します。

・薬物療法
抗うつ薬、抗不安薬などのいわゆる精神安定剤であがり症を治療します。
特にSSRIはあがり症に有効だとされている薬で、早い人なら数週間で効果が現れるといいます。

・行動療法
あがり症であるがゆえに苦手な、避けていたような状況を経験し、その恐怖に立ち向かう精神を作る治療法。
大抵は段階を踏んで、少しずつ苦手意識を解消させることが多いようです。

・認知療法
間違った認識を気づかせ、緊張や不安をやわらげる治療法です。
例えば、あがり症さんにありがちな「みんなが私を見ている」というような思い込みをなくすことで、
あがってしまう原因を減らしていきます。

以上の治療法は単独で行うこともあれば、併用して行うこともあります。
病院や医師によってやり方は千差万別ですし、患者の性格や症状によっても変わってきます。

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