ippo: 2007年11月アーカイブ



あがり症になりやすい人

あがり症になる要素は多かれ少なかれ日本人なら誰でも持っているものですが、
あがり症になりやすい人と、そうでない人がいます。

あがり症になりやすい人は、基本的に真面目な人。
真面目であるからこそ、現状の緊張や不安を真正面から受け止めてしまうのです。
「失敗したらどうしよう」という思考が、あがり症を助長させることになります。

真面目な人は何事も大げさに捉えてしまいがちでもあります。
「失敗したらことだ」と思いつめるあまり、あがりがあがりを呼び、収拾がつかなくなってしまいます。

その上で一度でも失敗しようものなら、それを大いに悔やんでしまうのも、真面目な人の特徴。
次回同じような局面になったときに「今回こそはうまくやろう」「前回のように失敗はできない」と
強く思い込んでしまうことで、さらにあがり症が悪化してしまいます。

また、プライドが高い人もあがり症になりやすいもの。
ここぞという局面で自分を不相応に高く見せようとし、
失敗によって自分が低く見られてしまうことを異常に恐れ、あがってしまうのです。

その他にも内向的な人、強いコンプレックスを持つ人などは、不安が緊張を呼んであがることもあります。
このタイプは外からの刺激に弱く、ちょっとしたことで不安をかきたてられた結果緊張し、あがってしまう傾向にあります。



あがり症度チェック

さて、あなたはあがり症でしょうか?
自分ではあがり症だと思っていても、実はそうでない場合もあります。
自分があがり症だと思い込んであがってしまう人が多いのです。
そこで、簡単にあなたのあがり症度をチェックしてみましょう。

まずは、大勢の人の中にいる場面を想像してください。
・名前を呼ばれてもすぐに返事が出来ない
・歩き出しで手と足がそろってしまう
・行列で前の方に来るとふらつく

次に、人と話すときの自分を思い出してください。
・体がこわばる
・声が震えたり上ずったりする
・早口になったり、逆に言葉が出なかったりする
・思ってもいない言葉が出る
・思っていることが言えない

では、誰か特定の人物(あなたが緊張を覚える人物)と対面しているときはどうでしょうか。
・相手の顔を直視できない
・赤面する、または顔が青ざめる

最後に、さまざまなシーンでこういったことはありませんか?
・冷や汗が出る
・心臓の音が気になる
・すぐにのどが乾く
・組んだ腕に力が入る
・膝が震える
・涙が出る
・無意識に体の一部を触る癖がある

これに一つでも当てはまれば、あがり症の可能性あり。ただし、一つ二つならそれほど気にする程度ではありません。
当てはまる項目が多ければ多いほど、あがり症度は高くなります。

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