あがり症 緊張は敵?

あがり症にとって、一番の敵は緊張……本当にそうでしょうか?
人前でなにかをするとき、初対面の人と会うとき、そのほかさまざまな場面で適度な緊張はプラスに働きます。
逆に、緊張感に欠いて失敗してしまうことだってあります。

一度でも失敗してしまって不安がふくれあがり、雪だるま式に失敗を繰り返すのがあがり症の典型。
よくよく考えてみれば、その根源は緊張感のなさだった、なんてこともあるのです。

とある辞書によると、緊張とは心や体が引き締まること。
この状態があがり症にとって敵であるはずがありません。

あがり症さんは少しでも緊張を感じると、そこから逃れようと必要以上にあがいてしまいます。
あわてることはありません。「適度な緊張だ」と思えばいいのです。

一つ、いい言葉を教えましょう。
「ユーストレス」、聞いたことがありますか?
ユーストレスとは、適度な緊張をもたらす、良いストレスのこと。
人前であがり症が顔を出したとき、「これはユーストレスだ」と考えるようにしてください。
「適度な緊張」よりもなんとなくカッコよく、使いやすい言葉だと思いませんか?

緊張はあがり症の敵ではありません。
手ごわいものであるからこそ、味方につければ大きな力となってくれるのです。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: あがり症 緊張は敵?

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://nervous.infoippo.com/mt41/mt-tb.cgi/240

コメントする

カスタム検索


このブログ記事について

このページは、 ippoが2007年12月31日 07:51 に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「あがり症のためのスピーチ講座 心構え」です。

次のブログ記事は「あがり症は怠らない」です。

最近のコンテンツはインデックスページ で見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページ で見られます。